1. コマンドプロンプトもしくは、ターミナルでのインストール方法
Instaloaderのインストール手順
Instaloaderは、Instagramのプロフィール、投稿、ハッシュタグ、ストーリーなどをダウンロードできるPythonライブラリです。以下の手順に従って、Instaloaderをインストールします。
- Pythonの確認
まず、Pythonがインストールされているか確認します。以下のコマンドをコマンドプロンプトやターミナルで実行します。
python --versionPythonがインストールされていない場合は、Python公式サイトからインストールしてください。
- Instaloaderのインストール
Pythonがインストールされていることを確認したら、以下のコマンドを実行してInstaloaderをインストールします。
pip install instaloaderこのコマンドで、Instaloaderとその依存関係が自動的にインストールされます。
2. Instaloaderでできること
Instaloaderの機能と用途
InstaloaderはInstagramのデータを効率的にダウンロードするためのツールです。主な機能は次の通りです。
- プロフィールのダウンロード
ユーザーのプロフィール写真、投稿、ストーリーを含むすべてのコンテンツをダウンロードできます。 - 特定の投稿のダウンロード
特定の投稿、ハッシュタグ、もしくはロケーションに関連する投稿をダウンロードすることができます。 - コメントとキャプションの取得
投稿に付随するコメントやキャプションも一緒に保存可能です。 - ストーリーとハイライトのダウンロード
ストーリーやハイライトのコンテンツも保存できます。 - 非公開アカウントからのダウンロード
自分がフォローしている非公開アカウントからもデータを取得可能です（Instagramアカウントにログインしている場合）。
これらの機能を利用することで、Instagramのコンテンツをローカルに保存し、アーカイブとして管理することができます。
3. サンプルコード
以下は、Instaloaderを使用してInstagramのプロフィールと最新の投稿をダウンロードするサンプルコードです。
import instaloader
# Instaloaderオブジェクトの生成
L = instaloader.Instaloader()
# 特定のプロフィールをダウンロード
profile_name = "instagram_username"
L.download_profile(profile_name, profile_pic_only=False)
# 特定の投稿を個別にダウンロード
post = instaloader.Post.from_shortcode(L.context, 'C1234567890')
L.download_post(post, target=profile_name)4. サンプルコードに記述した内容の説明
コードの説明
- Instaloaderオブジェクトの生成
L = instaloader.Instaloader()ここでは、Instaloaderのインスタンスを作成します。このオブジェクトを通じて、Instagramデータのダウンロードが可能になります。
- プロフィールのダウンロード
profile_name = "instagram_username"
L.download_profile(profile_name, profile_pic_only=False)指定したprofile_name（ユーザー名）のプロフィール全体をダウンロードします。profile_pic_only=Falseとすることで、プロフィール写真だけでなく、投稿全体もダウンロードされます。
- 特定の投稿のダウンロード
post = instaloader.Post.from_shortcode(L.context, 'C1234567890')
L.download_post(post, target=profile_name)この部分では、特定の投稿をダウンロードします。投稿はshortcodeで指定します。このshortcodeはInstagramの投稿URLの一部です（例: https://www.instagram.com/p/C1234567890/の場合、C1234567890がshortcodeになります）。targetは保存先のディレクトリを指定します。
Instaloaderを使用することで、Instagramのデータを簡単に保存でき、バックアップや分析に活用することが可能です。特に、個人や企業がソーシャルメディアでの活動を記録したい場合には非常に有用なツールとなります。
2024/08/28現在、凍結リスクが高まっています。
使用する際は、自己責任で行ってください。
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